COLUMN コラム

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根管治療で使うラバーダム防湿 

こんにちは。

吹田 山田駅前 リーフ歯科矯正歯科です。

今回は”ラバーダム防湿と隔壁”についてお話をしたいと思います。

ラバーダムとは、歯の根管治療などで使用する歯に装着するゴムのシート状のマスクのようなものです。
根管治療では、歯の根の中を可能な限り無菌化することによって病気を治します。
しかし、口の中の唾液には常に細菌が存在し、治療を行いながら歯の根の中を無菌に保つことはきわめて困難です。


そこで、ラバーダム防湿法を行います。
ラバーダム防湿法とは、治療する歯の周囲をラバーダムと呼ばれるゴムのマスクで覆い、クランプという金具を装着し、治療部位のみを隔離した状態にして行う治療法です。

これによって患歯を唾液から隔離し、無菌的に防湿を行うことができます。

実際にラバーダムを使用した場合としなかった場合では、根管治療の成功率は全然違うと言われています。
また、根管治療の際に粘膜を薬液から保護したり、リーマー、ファイルの誤飲、誤嚥の防止にも効果があります。

ラバーダム防湿法は、海外では100年以上も前から行われている方法で、世界的には根管治療を行う際はほぼ必ず使用されています。

(使用しないと訴えられてしまうほどです。)
しかし、日本では約10%程度の歯科医院でしか使用されていないという現状があります。

次は隔壁についてです。
隔壁とはラバーダム防湿の前準備として行う歯に囲いを作る処置です。

ラバーダム防湿ができなければ、マイクロスコープを使った根管治療は行えません。ラバーダムをお口に装着させるためにまず歯にクランプというものを付けるのですが、クランプを歯に装着できなければラバーダム防湿できません。

歯の中にはクランプを付けられる歯、付けられない歯が存在します。虫歯でない健康な歯の部分が多ければ、クランプを付けることは可能ですが、一部でも、歯質が歯茎の根元の方まで、なくなっている箇所が存在すれば、ラバーダム防湿はできません。なくなっている箇所を補強するのが隔壁です。

隔壁、ラバーダム防湿のような処置の積み重ねで治療の成功率が高まっていきます。

このような治療をご希望の方は一度ご相談ください。

吹田 山田駅前 リーフ歯科+矯正歯科

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