こんにちは

吹田　山田駅前　リーフ歯科矯正歯科です。

よく患者さんから頂く相談で

「他院で長く治療を受けているが治療が進まないので相談をしたい」というものがあります。

詳しく伺うと一回の治療が数分程度ですぐ終わってしまい、毎週通っているが症状が改善がしないという状況が多いです。
早い治療が必ずしも良い治療というわけではないですし、歯の状態によっては治療の回数がかかることはあります。(歯科関係者のジョークで牛丼は早い、安い、うまいが一番だけれど歯科治療はその通りにいかない、というものがあるくらいです。)

しかしあまりにも長期間に渡る治療には何か問題があると考えた方が良いと思われます。

〇根管治療に必要な回数
根幹治療に必要な回数は、実は決まりはありません。

根管内がしっかり清掃され、炎症を起こす物質が除去され、ドクターが根管充填が可能だと判断した時点で充填材で根管を封鎖し終了になります。
つまり歯の形態的な問題と抱えている問題、術者がどの程度治療時間を確保できるか、根管の形態や炎症の状況などによってかかる回数は変わってくるということです。

〇根管治療に必要な時間
大体私の場合は一度の治療時間を30～60分で行い、1～3回程度で終了することが多いです。

長くかかる場合でも5回程度で終わるようにしています。

一般的にすべての病変のうち5％は根管治療では治癒せず、外科処置が必要とされています。

その後経過を見ていって半年から1年で治癒しない場合は外科処置の提案を行うようにしています。（もちろん受けるかどうか患者さんが決めることができます。）

根管治療で大切なことは患者さんの歯の状況に応じてしっかりと治療の展望を持って治療が行えているかどうかです。

1年以上根管治療に通ったという話を聞くことがありますが、これは患者さん自身の負担が非常に大きいものです。

患者さんが食事を含めた日常生活を快適に送れるよう、治療期間をいたずらに長引かせないことはとても大切だと思っています。

吹田　山田駅前　リーフ歯科矯正歯科